投稿

5月, 2012の投稿を表示しています

ある世界への入り口を買いました

イメージ
hiromi ono「角茄子」 5/12(日)に東京ビックサイトで開催されたデザインフェスタ(*1)に足を運んできました。旦那さんのご友人が油絵を出展するというお知らせを受けたためです。デザインフェスタとは、絵画以外にもイラスト、工芸、服、パフォーマンスあり、いわば大人の文化祭といいましょうか。コミケ(同人誌即売会)のオールジャンル版のようなもので、その場で作品を買うことができます。全てが鑑賞や実用に堪えるレベルかと言うと難しいものもありますが、手先の器用さという意味では皆かなりの腕前で舌を巻くものがあります。 このご友人の絵の実力については旦那さんは一目置いています。その昔お宅にお邪魔したときに手押しポンプの井戸の絵を見せてもらったそうです。なんでも高校時代に描いて賞を取ったものなんだとか。全体的に暗いトーンなのですが、ポンプ部分の丸みが圧倒的な存在感、旦那さんが感じたことのない現実感として迫ってきたといいます。ただの手押しポンプの井戸でもご友人にはこんな風に見えるのだ(もちろん絵として表現する技術があってのことですがね)、目で見える世界というものを考え直すきっかけになったんですって。

負けず嫌い

旦那さんの大学時代からのご友人で「争い事は嫌いなのに、なぜか喧嘩をふっかけられる星の元に生まれてるのよ。」と言う方がいらっしゃいます。旦那さん曰く、彼女の場合、相手に勝手にライバル視されるというか、仮想敵(打倒の目標)にしたてあげられるというか。それはおそらく彼女が見目麗しく、あらゆることで優秀すぎるため、本人はおっとり構えていても(実際におっとりした雰囲気)、周りが放っておかないのではないかと分析していました。 そんなご友人曰く「占いは数あれど、殊、相性に関しては『宿曜』は当たっていると思う。」 宿曜とは、空海が大陸から日本にもたらした宿曜経がベースと言われる占星術です(*1)。親子関係、友人関係、会社の上司・部下関係、そして彼氏との関係を宿曜に当てはめて「はうあー、やはりそうか!」と嘆息するご友人。喧嘩をふっかけられる原因がわかったのでしょうか。私たちは興味がむくむくと湧いてきました。

愛の無力に花束を

イメージ
前回花のプレゼントの話題が出たので、同じく花がプレゼントになぜよいのかを考えた記事を再投稿します。「数年前の誕生日に言い寄られて困っていた人から超豪華な花束をいただきまして、帰りの電車の網棚に忘れて帰りました。意図的に。ごめんなさい。」という衝撃の告白コメントもありました。プレゼントはもらった人が意味づけをするという原則のよい例ですねありますネ。 以下はLOVELOG版Messier Catalogue 27の2009年6月1日の記事の再投稿です。

思い出のインデックス

先日は母の日でした。旦那さんは結婚によってお母さんが二人になりましたから(実母、義母)、プレゼント好きの血が騒ぎ楽しさ2倍で大喜びです。しかし気負った分プレゼント選びは難航。旦那さんは実家を離れてからずっと母の日にプレゼントを贈っているのですが、お花、食べ物、雑貨…と実家のお母さんに対してはネタ切れ気味です。義理のお母さんに対しては付き合いが浅く好みを把握しきれていません。そこで今年は初心に戻って今年はカーネーションのアレンジメントを贈ったようでした。 花のプレゼントは、その人だけの花束を作って特別感を演出することもできますし、様々な色や形で目を楽しませてくれて、気持ちを華やいだものにしてくれます。そして花は時間がきたらそっと萎れて、最終的に目の前からいなくなる。プレゼントにもらったという美しい思い出だけが残るのです。昨今、断捨離という言葉が流行っているように、物を溜め込まない生活を心がけている人にとっては、これ以上ないプレゼントではないかと思います。

ブログ引越のご挨拶

記念すべきBloggerでの1回目投稿は5月5日の子供の日となりました。このブログの説明をさせていただきますと、この度、私が取り憑いている旦那さんと呼ぶ女主人が4月に結婚をして生活形態が変わったことを機に、前ブログのLOVELOG「 Messier Catalogue 27 」から引越してきました。 初めて見る方は「狐」とか「取り憑く」とか何事かと思われるでしょう。簡単に私の自己紹介をさせていただきます。私は元録のお稲荷ブームで生まれたようですが、気づくと小さなお社の稲荷狐として真面目に日夜お勤めしておりました。しかし関東の狐にとって大変重要な年末の王子稲荷の昇級試験に落ち続け、気持ちが腐ってプー太郎、ならぬプー狐に転落。その後、人憑きをしてしのいでいたチンケな狐でございます。そして旦那さんは10年以上も前に東京の地で出会いました。妙にウマが合いましてそれ以来ずーっと彼女の側にいるというわけなのです。 さて旧ブログは2008年4月6日から「狐が人の世で気になったこと。 時に狐によるイラスト練習帳。 東京生活日記。週末更新(目標)」をコンセプトにのんびり更新をしてきたものですが、基本的にこの路線は引き継ぎ、旦那さんの夫であるじゅんさんの言動も交えながら日々の備忘録として更新していきたいと思います。 旧ブログの内容については閲覧数の多かったものや私が気に入っているものを厳選して、このブログに移行していく予定です。旧ブログから読んでいただいていた方には引き続きご贔屓にしていただけるよう精進する次第です。また初めてこのブログを見た方が気に入って下さることを願う次第です。 今後ともよろしくお願い申し上げます。