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江戸時代のスーパーサイヤ人

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去る2月3日、市川團十郎さんが亡くなられました。実は旦那さんとじゅんさんの初めての歌舞伎デートが、団十郎さん主演の「盲長屋梅加賀鳶(めくらながや うめが かがとび)」(通称:加賀鳶)でした。加賀鳶というのは加賀藩専属の火消したちのことです。主人公の一人が颯爽とした加賀鳶の頭の梅吉。そしてもう一人の主人公、どこか憎めない悪党の道玄。梅吉と道玄は同じ役者が演じるということで、そのギャップを楽しむお芝居でもあります。 その梅吉と道玄を團十郎さんが演じられ、じゅんさんはあっと言う間に團十郎さんファンに。とくに道玄が追い詰められる最後のシーン、世話だんまりのコミカルさが気に入ったんですって。それ以来、旦那さんが歌舞伎に行くと言ったら、じゅんさんも付いてきてくれるようになり、歌舞伎デートが定番となりました。極めて個人的ですが、団十郎さんは旦那さんたちにとってはキューピッドだったのかもしれませんね。 今回は哀悼の意をこめて、團十郎さんが出演された演目「暫」を見に行った時の記事にしたものを再掲します。観劇の記事はリアルタイム性が求められるので過去にアップしたものは再掲はしないつもりでいたのですが、今回を機にイラストのみアップしました。成田屋十八番の演目もありますので、探してみてください。(^^)/ Kabuki 以下はLOVELOG版Messier Catalogue 27の2010年07月27日の記事の再投稿です。