お山の中でこんぴらふねふね
「こんぴらふねふね、追手に帆かけてシュラシュシュ~♪」 「こんぴらふねふね、お池に…はまってさー大変~♪」 「ちがーうッ! なぜ途中から『どんぐりコロコロ』になる。」 「おいけに…、ああ、わからん!」 「おいてに帆かけてシュラシュシュ~♪じゃあ。」(*1) と旦那さん指導による夫じゅんさんの歌唱指導が山梨県山中で行われました。場所は山梨県甲州市塩山にある裂石山雲峰寺です(*2)。 なぜ山梨の山奥で讃岐の神様こんぴらさんの歌を歌わないといけないのか。こんぴらさんとは、金刀比羅宮の愛称で、ご祭神は大物主神と崇徳天皇。崇徳天皇と言えば、今NHK大河ドラマ「平清盛」で井浦新さん演じた天皇で、「保元の乱」を引き起こして讃岐の国に流罪になられましたよね。この地でこんぴらさんをよく参詣されたんだそうです。そのご縁で崩御後にお祀りされることになったんだとか。ご利益はいろいろあれど、海上交通の要所という場所柄、一番重要なのは海の神様としての地位なのではと思うのですが…(*3)。