妊婦生活後半戦ふりかえり

ご無沙汰しております。ようやく旦那さんが1月より産休に入りました。10月の結婚式、11月のピアノの発表会が終わるとようやく赤ちゃんを迎える準備を落ち着いてできるかしらと思いましたら、そうは問屋が卸さない。仕事です。仕事の引継ぎです。11月、12月はとても忙しくて、暮も迫る頃には残業が続きました。その甲斐あってかどうにか間に合い、男所帯のチームから可愛い腹巻とカフェインレスのお茶をいただき、壮行(?)していただきました(写真)。



旦那さんにとって、妊婦生活はなにもかもが始めてで不安がいっぱいなのは側にいてよくわかります。かといって予習のつもりで特に出産の体験談を読むと、とにかく陣痛の痛さばかりが目について、それについて触れるのも怖くなってしまいまったようです。いろんな意味でどんづまり(苦笑)。そんな時に会社のメンバーたちがくれたお茶の名前が「オーガニック マタニティ わくわくブレンド」というものでした。この「わくわく」というのにとても勇気づけられたようです。これから迎える新しい家族のことを考える、まさに「わくわく」です。怖がっていた出産の痛みも「わくわく」の中にひっくるめてしまえと思えるようになりました。



■妊婦生活後半戦 週別記録

さて、旦那さんは妊婦生活10ヶ月目に突入しました。先日の検診でも先生から「いつ産んでもいいですよ。」と言われて「産み日をコントロールできるかいな!」と旦那さんは驚いていましたけれど(笑)、そうじゃなくって、いつ陣痛や破水がきてもいいように心穏やかに入院準備しておきなさいって意味ですよねぇ。それこそ赤ちゃんがやってきたら、私もブログどころではなくなりますので、ここらあたりで旦那さんの妊婦生活後半戦を振り返っておこうかと思います。(前半はこちら


20週(6ヶ月目)【通院7回目】-始めての腹部エコー-
 初めての腹部エコーです。ここで赤ちゃんの大きさや羊水の量を確認するほか、先天性の異常がないかを確認するそうな。エコー専門医が画面を見ながら心臓や胃や膀胱などの内臓や、背骨や四肢などを指差し確認で教えてくれます。思い切って性別を聞いてみますと「これ股なんですけれど…、男の子だと(玉が)ついてるんですけどねー。縦に筋がありますよね。葉っぱみたいでしょう。だから女の子でしょう。」 偶然にも股を開いているあられもない姿が見せてくれたものの、顔を一切見せてくれず。Winkの「寂しい熱帯魚」の「Heart On Wave~♪」の振り付け状態です(古い?)。「これいります?」 いただいたエコー写真は足の裏写真のみ…。


21週(6ヶ月目)-旦那さんの誕生日-
 旦那さんの誕生日が近いということで、お祝いとしてじゅんさんに美味しいイタリアンに連れていってもらいました。夫婦できちんとしたところで食べるのはもうしばらくないかしら。その日の晩、旦那はしゃぎすぎたせいか長い裾のパジャマを着たものの、パジャマのズボンも履かず、腹巻もせずに疲れ果てて就寝。お腹が冷えたせいか翌日具合が悪くなり、吐き気が断続的に訪れるつわり状態に逆戻り。お腹を冷やしてはいけません。


22週(6ヶ月目)-新郎&妊婦の入場です!-
 長いようで短かった怒涛のような結婚式準備もようやく終わりを向かえ、この週に結婚式本番を迎えました。エステ担当の女性が旦那さんと同い年で2人目の赤ちゃん待ちをしていると聞いて和気藹々。担当女性には本業のエステ以外にも先輩として出産や子育て、キャリア形成について聞くことができ、思い出深い結婚式準備となりました。本番のじゅんさんのウェルカムスピーチでは赤ちゃんをさずかったことが語られました。プリンセスラインのドレスではまったくお腹が目立つこともなく、旦那さんはきれいなお姿でした。


23週(6ヶ月目)-ピアノ発表会予行練習-
 ピアノの発表会予行練習。胎教にはモーツァルトがいいとか長調の曲がいいとか本で見かけますが、旦那さんのお腹の赤ちゃんはそんなのはくそくらえデス。他の生徒さんが弾くショパンのド暗い「ノクターン13番」とブラームスの「ラプソディ1番」といった重厚な曲に激しく反応。さすがベートーベン三大ソナタ(悲愴、月光、情熱)で妊娠初期を過ごした子だと思いました。なぜだか旦那さんは無性にこれらの曲が聞きたくて仕方なかったそうなのです。妊娠初期は赤ちゃんの聴覚はまだ発達していませんので正確には聞こえていないのですが、そういう気分の子なのでしょう。
 この頃から赤ちゃんがぐんぐん大きくなってくるのか、背中から腰にかけての皮とお腹の皮がつっぱって旦那さんは痛そうでした。


24週(7ヶ月目)【通院8回目】-妊娠糖尿病検査と両親学級参加-
 血糖値を計る検査を行いました。採血をしてその後甘いサイダーを飲み、血糖の上がり具合を確認します。検査結果は次回です。
 また初めてじゅんさんと両親学級参加です。沐浴のさせ方を習いました。練習用人形の赤ちゃんを湯船から上げて水を切るのに、旦那さんは野菜の水を切るかのようにぶんぶん振って助産師さんから注意を受けてました。ぷぷ(笑) お母さんになる道のりは遠いです。


25週(7ヶ月目)-ピアノ発表会本番-
 ピアノの発表会本番前日。旦那さんは浴室で風呂椅子に座ると明らかに昨日まで見えていた股下が見えないと大騒ぎ。お腹は着々と前に突き出ているのですね~。そして赤ちゃんもお腹の中で大フィーバー。さすがに旦那さんも自分の本番演奏中に激しく突き上げられたらどうしようと心配になったようです。
 そして本番当日。気遣ってくれたのか赤ちゃんは演奏中は静かでした。しかしやはりというか重厚な曲は大好きみたいで、他人の演奏を聴いている時間はドコドコドコと三連コンボ。旦那さん悶絶。


26週(7ヶ月目)-先輩ママへのリサーチ開始-
 赤ちゃんを迎える準備Part1。ピアノの発表会が終わり、ようやく赤ちゃんを迎える準備を開始しました。まずは先輩お母さんたちの元に訪問しいろいろと話を聞きました。一番印象深かったのは「育児でわからないことがあったら電話をするのはまず自分の母親。携帯キャリアを母親と揃えておいて無料通話の手続きを!」「PCなんて座ってキーを打っている暇はない! 添い寝しながらスマフォでおむつをインターネットショッピング。次にスマフォで撮った写真や動画をクラウドにアップして田舎の両親と共有。よって早くスマフォ操作になれるべし。」うぐうう、docomo家族の中で孤軍奮闘auガラケー所有者、ハードル高し。


27週(7ヶ月目)【通院9回目】-スマフォもどきiPod入手-
 順調すぎるほど順調。お医者さんとの面談も20秒以下で終わるほど…。前回の血糖値上昇の検査も問題なし。足のむくみが取れないのはカロリーオーバーのせいか、塩分のせい。つわりが治まって確かに旦那さんはお菓子をよく食べているもの。
 また腹を括ってdocomoスマフォ購入…と思いきや、現在の携帯利用料が1ヶ月2000円程度なのに、機種変更により7000円近くになるのはやはり痛すぎると、旦那さんが取った作戦はなんとiPod第5世代購入! 主に家のWiFi環境(無線LAN)で使うんだそうな。というわけで、オフラインでも使えるアプリ、MapFan(オフラインの日本全国地図)、岩波の育育児典、スケジュール帳のRefills(赤ちゃんの授乳記録や予防接種スケジュール利用予定など)が三強アプリです。


30週(8ヶ月目)【通院10回目】-腹部エコー2回目-
 念願の腹部エコー2回目です。前回T.M.Revolution「HOT LIMIT」の「YO!SAY,夏が胸を刺激する~♪」の振り付け状態(これも古い?)で顔が見られなかった赤ちゃんの顔が見られるのではないかとウキウキで検診にでかけたのですが、まさかの背中向け! 「これ背骨ですね。」というエコー専門医の言葉が空しい…。この時点で赤ちゃんは1570g、標準すぎるほど標準、順調すぎるほど順調ということですが、もう大きくなりすぎて腹部エコーでもいろいろとフレームアウトしているため、写ってもどこの部位かがわかりません。出産時に対面しましょうと諦めムード。


31週(8ヶ月目)-赤ちゃんの洋服準備-
 赤ちゃんを迎える準備Part2。まず赤ちゃん服の基本用語がよくわからないため、雑誌やインターネットで予習、そして冬生まれの赤ちゃんのために最低限揃えないといけないものをピックアップ。そしてじゅんさんとそのお母さん(義母)と近所のベビー用品専門店へ出産準備の買い物に行きました。女二人で「赤ちゃん服って可愛い~!」とおおはしゃぎです。男の子希望だったじゅんさんは一縷の望みをかけて、黄緑やブルーのベビー下着やバスタオルを買い物かごにこっそり入れていました。旦那さんは苦笑しながら許可してましたけど(笑)


32週(9ヶ月目)【通院11回目】-助産外来の勧めとおっぱいマッサージの成果-
 旦那さんがあまりに経過が順調すぎて、この度、医師から助産外来を進められました。医師は赤ちゃんと母親の今現在の健康についてチェックをするのが主で、詳しくお産の説明をしてあげられない。その点、助産師からはバースプランニングなどお産のイメージの擦り合わせをして不安を取り除くことができるとのことでした。年明けからは助産外来に世話になることになります。
 27週あたりから旦那さんはおっぱいマッサージをがんばっていたのですが、ここにきて白い液体が出るようになりました。これ乳ですか? 乳ですか? さっきまで血液だったんですよね。人体の神秘です。ホルモンバランスが母親になっているんですねー。ただやりすぎるとお腹が張るので適度にしましょう。(赤ちゃんに乳首を吸われることで子宮が収縮する仕組の擬似体験なわけですが、産後に子宮サイズが元に戻るのを手助けしているんだそうな。)


33週(9ヶ月目)-母親学級参加-
 母親学級2回目です。1回目は22週あたりで参加して、栄養や食事、歯のケアについて話を聞いてきました。そして2回目は具体的にお産イメージが具体的にできるように陣痛開始から分娩、出産後の入院生活、家での生活の情報を教えてくれました。最初に陣痛があってからお産までに平均10時間~16時間かかると聞いてその時間の長さにびっくり。また子宮口は最大10cmになると。そりゃ内臓がそこまで変形して赤ちゃんを押し出そうとするんだったら痛いわ…と納得。しかし一番衝撃だったのは母親教室のあとの病棟見学です。廊下を歩く産後の女性たちの足取りがバイオハザードのゾンビのよう…。語らずとも彼女たちが偉大な仕事を成し遂げたことを感じ取りました。


34週(9ヶ月目)【通院12回目】-産休開始-
 いよいよ旦那さんもお正月を挟んで会社も産休&育休! 32週に人事部の担当者と手続きを済ませ、最後の日はお菓子を持って仕事関係者にご挨拶。
 産休に入ったら入ったでのんびりできるのかと思いきや、通販で一通り赤ちゃんを迎えるための準備を完了させ、入院のための荷物を整え始めました。Webや雑誌の口コミなどの検討に私も大忙しです。
 また年明けの検診は助産師さんによる診察ではなく通常の医師による診察。本番タクシーを使う練習をしようとタクシーを自宅に呼んで病院に向かうと、いきなりお爺ちゃん運転手が裏道を使おうとして、住宅街の一方通行などにつかまり、道に迷う始末。結局旦那さんが病院をナビゲートしていました。こういうのって焦りますよね。体調はまったく問題なし。旦那さんは体重管理のため毎日1時間くらい歩いています。


35週(9ヶ月目)【通院13回目】-助産外来と腹部エコー3回目-
 初めての助産外来です。正月太りを注意されたものの全くの順調。ここで一番聞いてみたかったのは、マタニティマンガやWebや雑誌に書いてあったこと、なぜぎりぎりまでいきむのを我慢するとお産が楽なのかということです。助産師さんの話によると、子宮口が最大にならないと赤ちゃんは出てこれません。開ききらないままいきむと子宮口や産道が擦れて余計な傷を負う、母親は体力を消耗する、それにより赤ちゃんのコンディションが大きく左右されるということだそうです。「では『いきみ逃し』とは?」と旦那さんは準備してた質問をすかさず聞くと「すなわち呼吸です。」…中国の老師みたい。
 また腹部エコー3回目。赤ちゃんが2500gあることを確認。30週より5週間で1kgも増えている!  恥骨の裏側に頭もセットされているため顔も見えず。「もういつ産んでもいいよ」、本当にその通り。


さて10ヶ月目の臨月に突入。本番の出産はいかに? では、ワタクシ、旦那さんに付き添ってきます!('◇')ゝ

(出産体験はこちら


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