悲しき少年たちと極彩色

すうちゃんが生まれて仏像鑑賞の話がめっきり減りましたが、先日成田山の話を書いたときに久しぶりに仏像の話が出てきましたので、ここらで仏像の話を少しずつ再紹介していこうかなと思います。



以下はLOVELOG版Messier Catalogue 27の2009年4月29日の記事の再投稿です。

悲しき少年たちと極彩色


 本日、「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館)に行ってきました(*1)。八部衆像(*2)が皆、少年なのを見て、清らかさにため息が出ると共に、なんだかとっても悲しくなって涙が出ました。愛しい(かなしい)だったのか、理由はわかりません。 帰りに「阿修羅のジュエリー」というティーンズ向けの本を旦那さんと立ち読みしたのですが、復元阿修羅が極彩色なのを知って恐れ慄きました(*3)。悲しさが吹っ飛びました。いや逆に違う悲しさが溢れてきました。「枯れた色を愛していた…。」旦那さん、つぶやく。

また後日、展覧会の様子(凄まじい人、人、人…)、旦那さんから言われていろいろ調べたことをアップします。


<参照>
*1:興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館 公式HP)
*2:八部衆(Wiki)
  インドの神が仏教に取り込まれてできたグループ
*3:阿修羅の復元色(たまふり屋 楽天市場点)
  30cmのフィギュア、この極彩色カラーリングが当時のもの。当時のもの。


<紹介>

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