東武鉄道スペーシアお粗末対応

2月8日の大雪。関東地方も本当に大変なことになっていましたね。 通常ですと前日に食料品を買い込んで、大雪当日は家でじっとしているところなのですが、関東中の交通機関が麻痺する中、どうしても出かけなければならない用事がありました。

今回は大雪の中での東武鉄道スペーシア利用でのひどい対応についてこのブログでクレームを書きます。近年稀に見る大雪で駅員さんも大変だったことを差し引いても、一利用者としてこれはひどいのではないかと思うレベルでしたので、その怒りをここでぶつけたいのです。これを読まれている方、クレーム記事がお気に召さなければここでストップしてくださいませ。申し訳ございません。


行きは特に問題なかったが


さてそもそもひどい目にあうことになった私たちの事情、延期することができない用事とは。それは年末に生まれた旦那さんの甥っ子たーくんに会うために、里帰りしている義妹ゆきちゃんの家に行くことでした。

それも行くのは旦那さんの一家、旦那さん、じゅんさん、すーちゃんに加えて、東京在住の弟さん(たーくん父)、妹さん、そして山口県から上京した旦那さんの両親。つまり旦那さん一族、総勢7名でたーくん誕生をお祝いする大イベントが1ヶ月以上も前から計画されていたのです。特に山口から上京した旦那さんのご両親は滞在期間が短く、2月8日を延期することを難しくしていたのでした。

義妹ゆきちゃんの実家は栃木県鹿沼市にあり、東京からは東武鉄道の特急スペーシアに乗って新鹿沼まで行きます。朝から大雪の中、東武鉄道は動いていることを確認し、お祝いイベントは予定どおり決行することにしました。行きは北千住出発が15分遅れ、最終的に新鹿沼到着が30分くらいの遅れはあったものの、無事ゆきちゃんの実家に到着することができました。

問題は帰りです。


特急運休連絡はローカル線入線とともに

まずは上り方面に向かう旦那さんたちが会った新鹿沼駅でのひどい不手際を書きます。旦那さんたちは東京に帰るために新鹿沼16時21分発の上り・きぬ130号に乗車予定でした。

16時15分に新鹿沼駅に着くと、上り電光掲示板に
ローカル線・区間快速浅草行き16時15分
特急・きぬ130号浅草行き16時21分
とあります。

ローカル線が定刻に来ていないことがわかったので、その次の特急まで待つことにしました。冷暖房完備の待合室などない小さな駅舎で幼子のすうちゃんを抱えてじっと待ちます。そこで待っている人は3組、12人くらい。とにかく寒い。

電光掲示板の表示は変わらないまま16時45分になりました。するとローカル線が入ってきました。それと同時に流れたアナウンスがありました。

「きぬ130号は運休となりました。浅草方面に向かわれる方はこの電車をご利用ください。」

いくらなんでもローカル線入線とともに特急運休連絡なんてひどすぎる! そんなの15時44分始発・鬼怒川温泉での状況で運休なんてわかるだろうに。せめてローカル線入線5分前でも連絡できるだろうに。これは新鹿沼の駅員の怠慢なのか、サービス精神の欠落なのか、それとも東武鉄道の運休連絡のシステムがぬるいのか? 幼子抱えてローカル線で東京まで倍近くの2時間かけて帰れというか。いろんな怒りがこみ上げてきました。

目の前に停車して今にも発車しようとしているローカル線を前に、駅員に特急券を見せながら

「この特急券、どうしろって言うんですか!」

と旦那さんは声を荒げました。すると新鹿沼の駅員はあわてふためいてローカル線を止めて全額精算。とりあえず精算券(乗車駅の書かれた紙)を渡すので到着駅で乗車券分を支払って駅を出てくださいと言いました。

しかし本当にひどい目にあったのは下り乗車予定の旦那さんの両親でした。


3回の「教えてください」も無視され

旦那さんのご両親は鬼怒川温泉に行くために16時23分発の下り・きぬ123号に乗車予定でした。

16時15分に新鹿沼駅に着くと、下り電光掲示板に
ローカル線・会津島田行き15時25分
特急・きぬ123号鬼怒川温泉行き16時23分
とあります。

下りローカルの会津島田行き15時25分がまだ来ていないことがわかりました。無論下りもちっとも来る気配がありません。下りは階段を上った向こうのホームであり、風除けのないホームで吹雪に晒されながら電車など待つことはできません。それは旦那さんの両親以外もほかのお客さんも同じです。皆かろうじて風除けがある程度の待合室で凍えながら電車を待っていました。

旦那さんの両親は来るあてもない下り列車を待ちながらも、暖房の効いた部屋にいる駅員さんに切符を見せて、

「特急きぬ123号はまだですか? 来そうになったら教えてください。吹雪の中ホームでは到底待てませんから。ここで待たせてください。」

と伝えたそうです。しかも3回も。ところが1時間待ったところ下りホームにはいつの間にか特急123号が。そこでようやくアナウンスがかかりました。案の定気付いてから雪まみれの階段を上って向こう側のホームに行くことはできず、あっという間に特急123号は出発。旦那さんのご両親は特急に置いていかれました。

もちろん怒りますわな。旦那さんのお父様は駅長を出せと言ってクレームを入れたそうです。到着数分前に連絡をするという基本的なサービスができないとはどういうことか。この後電車で鬼怒川温泉に行けないのであればタクシーで鬼怒川温泉のホテルまで我々を送るか、鬼怒川温泉のホテルのキャンセル料を払ってほしいと要求したそうです。結局、ほどなくしてローカル線がやってきて、それに乗って鬼怒川温泉には行けたそうですから要求を通す必要はなくなったわけですが、東武鉄道に正式にクレームを入れると言っていました。

東武鉄道、おもてなし日本の鉄道とは思えないひどい対応。これにつきますよ。

電車到着数分前に連絡をするという基本的なサービスができないとはどういうことか。

もうしばらくは乗りたくないスペーシア。

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