ご無沙汰しておりました

4月よりご無沙汰しておりました。お江戸のドミノです。実は4月から近所の神社にお勤めに上がることになりまして、半年間は修行中ということでブログ絶ちしておったのですよ。晴れて半年たちましたので、ブログを復活させることにあいなりました。


お勤めしている神社は、すうちゃんが保育園に入れるようにと願をかけた稲荷神社です(*1)。なぜ再びお勤め開始をしようとしたのかと申しますと、やはり狐界の信用でしょうか。人間でも同じだと思うのですが、例えばクレジットカードを作るときに、お勤め先がきちんとしていないと審査が下りないということがありますよね。狐の世界でも同じようなことがあります。狐でもフリーで人生(狐生?)を謳歌するには、ノマドワークで一躍脚光を浴びた人間界の安藤美冬さん(*2)のようにバイタリティとコネクションがないと、信用なく誰にも手を貸してもらえないただの落ちぶれ狐になるのですよ。旦那さんだけの生活であれば別に野良狐のままでもよかったんですけれど、すうちゃんが生まれてから野良ではできることの限界を感じ始めましてね。一念発起したわけです。

神社へのお勤めはウイークデイ、旦那さんがすうちゃんを保育園に送った後の8時30分から、旦那さんがすうちゃんを保育園に迎えにくる17時30分です。そして土日休みをもらっています。お祭りやお正月前後は忙しくなりますが、それ以外は夜勤も免除してもらっています。ありがたいことです。お仕事は主にお掃除(清め)、警備(結界張り)ですが、そのうち日々の儀式や祈祷(祝・呪)なども覚えていく予定です。

わたくし、野良狐のなって久しく、神社へのご奉公は実に200年ぶりに近く、いろんなしきたりも忘れ、年下の狐たちにも教育的指導をびしばし受ける毎日ですが、なかなかに毎日気持ちが引き締まるものですね。このおかげで働くという感覚、つまり旦那さんの育休より職場復帰、働きながらの子育ての大変さもわかり、絆が強固になった気がしております。

すうちゃんを守る手前、どこの稲荷神社かはお伝えすることはできませんが、皆様ご近所の稲荷神社にお気軽にお越しください。稲荷神社のいいところは他の神社に比べ御遣いの数(つまり狐)が多く、皆、人間の願に対しよく働きます。ただししっかりと対価を取られることをお忘れなく。手前の仲間たちがお待ちしております。


<参考>
*1:願掛け日参しましたよー。(当Blog
*2:安藤美冬さん(Wiki)

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